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Heart of yogaとは
heart of yoga
Heart of Yogaは、ヨガの流派(スタイル)ではなく、手法(アプローチ)のひとつです。
Heart of Yogaの原則は、現代ヨガの祖、クリシュナマチャリアの教えからきています。
アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガの創始者であるパタビ・ジョイス。アイアンガ-・ヨガの創始者であるBKS・アイアンガ-。欧米で二大ヨガ流派とされ、いまや世界中に広がり人気を博しているスタイルを築き上げた二人も、かつてはクリシュナマチャリアから教えを受けていました。
同じ師から学びながらも、大きく異なった流派となったのは、クリシュナマチャリアが個人に合った個別のヨガを指導した結果生まれたものです。アシュタンガはパタビ・ジョイス自身の、アイアンガ-はBKS・アイアンガ-自身のためのヨガであったということです。
「個人がヨガに合わせるのではなく、ヨガが個人に合わせるべきだ」と謳うクリのシュナマチャリア教えでもう一つ重要なことは、ポーズに合わせて呼吸をするのではなく、自分の呼吸に合わせてポーズをすること。それがHeart of Yogaの大原則です。呼吸こそが全ての体の動きを導き、そして包み込みます。つまり、体の動きより、呼吸の長さ方が常に長いのです。そして、ポーズを外側から見た「形」ではなく、ポーズの内側、つまりはポーズをしている自分自身が「何を感じているか」を一番大切にします。そうすることで他の誰でもない、自分だけのヨガが生まれるのです。
人にはそれぞれ、その人にあったヨガがあります。自分の心と体の状態も日々同じではありません。
誰かのプラクティスを無理に自分に押し込むことも、誰かのリードに必死についていくことも、誰かと自分を比べたりしなくてもいいのです。「今、この瞬間」の自分のために、ここにある・いる呼吸と自分自身を繋ぎ合わせながら自分だけのプラクティスをすればいいのです。
呼吸は命の息吹そのものです。この場に「自分」というかけがえのない生命が輝いている紛れもない証。自bンの呼吸を中心に据えたプラクティスをすることは、自分で自分の命を敬い、讃え、慈しみ、その奇跡に感謝して愛情を注いで育むこと。それは借りものでも、真似事でもない、自分自身を生きるのと同じこと。
マットの上に立ち、呼吸を味わい、体を動かし、心が静まり、そこにある命の奇跡に気づいたとき、世の中にあるもの全ては感謝と感動でできていると感じます。
自分の体や心に寄り添ってみてください。